サステナブル素材が変えるラグジュアリー|高級時計に訪れた新しい価値観

タンク ルイ カルティエ 、サーキュラー、アルパイン イーグル 41、サブマーシブル クアランタクアトロ、ポルトギーゼ・クロノグラフ ブランド紹介
ブランド紹介基礎知識

はじめに

ラグジュアリーの基準は、いま静かに更新されつつあります。
かつては「希少であること」や「高価であること」が、その価値を語る中心でした。
しかし現在、高級時計の世界ではそれだけでは語りきれない新しい〝選ばれ方〟が生まれています。

注目されているのは、使用される素材と、その背景にある思想。
デザインやブランド名だけでなく、背景にある〝姿勢〟そのものが、時計選びの基準になり始めているのです。

その変化を象徴するキーワードがサステナビリティ(持続可能性)。
世代を超えて使い続けることを前提とした高級時計は、本来の考え方と非常に相性の良い存在でもあります。

サステナブル素材:素材の話であり、思想の話

サステナブル素材という言葉から「リサイクル素材」を思い浮かべる人も多いかもしれません。
ですがそれは、ほんの一部。
原材料の調達方法、製造工程の透明性、働く人の環境、そして製品が役目を終えた後の再利用まで、これらを含めた循環型の考え方そのものが、サステナブル素材の本質です。

高級時計の分野では、
・倫理的に調達されたエシカルゴールド
・リサイクルスチールや再生チタン
・環境負荷を抑えた製造プロセス
といった取り組みが進み、「環境に配慮していること」自体が〝ブランド価値〟として語られるようになってきました。

では、その思想は具体的にどのような時計に表れているのでしょう。

ID Genève(アイディ・ジュネーブ):新しいラグジュアリー像を体現する存在

スイス発のID Genèveは、サステナブル素材を語るうえで欠かせないブランド。
ケースや文字盤、ストラップにリサイクル素材を採用し、ムーブメントにも再生部品を活用。
製造から再利用までを見据えた循環型モデルを構築しています。

サーキュラーS

https://www.idwatch.ch/collection/p/circular-s-sun
100%リサイクル素材のスチールケースと植物由来のストラップを採用した象徴的な一本。
リサイクル素材でありながら、高級時計としての完成度をしっかりと保っている点が印象的です。

また、「レオナルド・ディカプリオ」が投資に参加したことも大きな話題に。
彼が評価したのは、環境配慮を〝付加価値〟ではなく、高級品に求められる〝当然の責任〟として明確に打ち出している姿勢だったのでしょう。

Chopard(ショパール):エシカルゴールドが示した覚悟

ショパールは高級時計・宝飾業界において、いち早く〝100%エシカルゴールド〟の使用を宣言したブランド。
エシカルゴールドとは、環境や人権に配慮した基準のもとで、採掘・管理されたゴールドのこと。
素材の美しさだけでなく、その背景にある倫理性も重視されています。

アルパイン イーグル 41

https://www.chopard.com/ja-jp/watch/295363-5004.html
「アルパイン イーグル」は、自然への敬意とラグジュアリーが共存する象徴的な存在。
特に、18Kエシカルローズゴールドを採用したモデルは、美しさと責任ある姿勢を無理なくひとつにしています。
伝統あるラグジュアリーメゾンであるショパールは「サステナブル素材が〝妥協〟ではなく〝誇り〟になり得る」ことを静かに示しました。

Panerai(パネライ):タフネスと環境配慮、その両立

ミリタリー由来の堅牢なイメージを持つパネライも、サステナブル素材に積極的なブランドのひとつです。
「サブマーシブルeLAB-IDTM」を通じて、サステナブル素材の可能性を提示してきたパネライ。
その思想を現行コレクションに落とし込みました。

サブマーシブル クアランタクアトロ eSteel™ Verde Smeraldo

https://www.panerai.com/jp/ja/collections/watch-collection/submersible/pam01287-submersible-quarantaquattro-verde-smeraldo.html
リサイクル素材由来のスチール「eSteelTM」を採用し、時計全体の約52%を再生素材で構成。
深いグリーンの色合いは、海や自然を想起させ、300m防水を備えた高い実用性も健在です。
環境への配慮を取り組みながらも、パネライらしいタフネスは一切揺らいでいません。

Cartier(カルティエ)・IWC:長く使い続けるというサステナビリティ

カルティエやIWCは、短期的な話題づくりよりも長期的な視点でサステナビリティに向き合っています。

タンク ルイ カルティエ

https://x.gd/Klo7D
タンク・ルイ・カルティエは、約100年にわたり受け継がれてきた普遍的なデザインを持つ名作。
カルティエ流サステナビリティを象徴する存在。
修理と継承を前提とした設計そのものが、カルティエ流サステナビリティを体現しています。

IWC

https://www.iwc.com/jp-ja
IWCでは、紙ベースのサステナブル素材「TimberTex」を用いたストラップを展開。
ポルトギーゼやポートフィノなどの人気モデルで選択可能となっていて、上質な風合いの中に、環境への配慮がさり気なく息づいています。

まとめ:選んだ一本が価値観を語る

サステナブル素材を採用した高級時計は、環境に優しいだけの存在ではありません。
それは、何を大切にして一本を選ぶのかという身に着ける人の価値観を静かに映し出す存在でもあります。

美しさや精度、伝統。
そこに環境への配慮という視点が加わることは、これからのラグジュアリーにとって自然な進化なのかもしれません。

高級時計は時を刻むだけでなく、時代の価値観も刻みます。
次に腕元に迎える一本として、サステナブル素材という選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。


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