ロレックスGMTマスターの分解清掃・穴石交換
ご依頼の時計:ロレックスGMTマスター
今回は40代男性のお客様よりロレックスGMTマスターをお預かりいたしました。
GMTマスターはロレックスから初めて発売されたパイロットウォッチで、両方向回転ベゼルを調節することで第二時間帯を設定することができるようになっています。
特徴的な2色のベゼルは、赤と青の組み合わせのものは「ペプシ」というあだ名で親しまれています。

お客様のご要望と作業内容
この度は時計が止まり、自動巻きが動かないとのご相談でした。
状態をよく見てみますと、油切れや内部汚れがみられましたが、止まりの原因は自動巻きローター芯穴石の割れであることが確認できました。
ローター芯穴石の交換と分解清掃(オーバーホール)の調整で順調に修理できました。



油の汚れや劣化、油切れなどは内部パーツを著しく摩耗する恐れがあります。
定期的にメンテナンスをしていただくことでパーツ摩耗などを予防できることはございますので、ぜひ今後ご検討下さい。
また次回のご用命お待ちしております。

お預かり期間と修理費用
お預かり期間は1カ月ほど頂きました。
業務の種類、時計の種類、繁忙期などで必要な期間は変わってきます。
修理費用は38,500円(税込)です。
時計のブランドや製品、状態などでも費用は変わってきますので、お気軽にお問い合わせください。