世界三大時計①オーデマ・ピゲ

ブランド紹介
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世界三大時計 AUDEMARS PIGUET(オーデマ・ピゲ)

高級ブランドとしてその地位を誇るオーデマ・ピゲ

オーデマ・ピゲは、『ヴァンシュロン・コンスタンタン』・『パテック・フィリップ』と並び世界三大高級時計の一つに数えられている時計ブランドです。
では、世界三大時計とは何でしょうか。
多くの技術者が在籍する業界ですが、その中でも卓越した技術、時代のニーズを捉え続け、デザインセンスを備えつつ、長い歴史の中で多くの上流階級に愛されてきた実績と功績を持つブランドに与えられた通称、それが世界三大時計なのです。

多くの人々を魅了するオーデマ・ピゲ。なかでも国民的人気ユーチューバーヒカキンさんが購入された「ロイヤルオークトゥールビヨンエクストラシン」は1900万円とも言われる超高級時計で、ケース幅41ミリ・厚さわずか8.85ミリの中にトゥールビヨンが搭載された芸術的で上品な高級感溢れる時計で、まさにオーデマ・ピゲを感じさせます。

歴史

1875年スイスにジュール=ルイ・オーデマいう青年が時計工房を設立したことから始まります。修業時代から時計師として、薄型時計や複雑時計の技術に高い評価を得ていたオーデマは、有名時計メーカーから数々の依頼を受け人手が足りなくなってしまう程で、後のブランド名にもなったもう一人の人物で、オーデマの幼馴染だった時計師のエドワール=オーギュスト・ピゲに声をかけ、ともに働く事になりました。
二人が手を組んだことでさらに精巧な時計を作るようになり1882年にオーデマ・ピゲというブランドを作って独立することを決意、オーデマ・ピゲは複雑時計開発で屈指の地位を確立します。
しかし、その複雑な時計の説明を出来る人が見つからず二人は話し合った結果、オーデマは複雑時計開発に専従し、営業の経験があったピゲは営業を担当することで1888年にはパリやニューヨークなど世界を代表する大都市へ進出するまでの急成長を遂げます。
創業者の引退後も時計作りは家族で受け継がれ、1972年にはオーデマ・ピゲの代表作ともいえるロイヤルオークが誕生しました。

複雑な技術

薄型時計や複雑時計で圧倒的な技術力を誇っていたオーデマ・ピゲは1899年、ユニヴェルセルとして知られるモデルの懐中時計を発表。永久カレンダー・ミニッツリピーター・グランド&プチソヌリ・30分積算計搭載クロノグラフ・リセット機能付きの5分の1秒フドロワイヤント・スプリットセコンド・デッドビートセコンドなど数々の複雑な機構を併載した革新的なその懐中時計は、オーデマ・ピゲの新ミュージアムであるミュゼアトリエオーデマ・ピゲで大切に保管・展示されています。
また、1921年には世界で最も薄い、厚みわずか1.3ミリの懐中時計を開発。
1957年には永久カレンダーの小型化にも成功し、薄型時計や複雑時計で様々な腕時計開発の可能性を大きく広げました。
その後1978年には永久カレンダー7.8ミリという時計の開発。1986年には世界最小トゥールビヨン搭載の時計を発表など、様々な技術で世界中を驚かせ、オーデマ・ピゲの薄型時計や複雑時計は技術革新されながら世界中の人々に愛され続ける存在となりました。

オーデマ・ピゲの代表作

・ロイヤルオーク

オーデマ・ピゲの代表作ともいえる1972年に誕生したロイヤルオークは、これまでの薄型・小型に注力していた時計とは全く違う39ミリという当時ではかなり大きいサイズになり、オーデマ・ピゲのイメージは大きく変わります。また、8角形のベゼルに8本のビスがついているデザインが特徴で、イギリス戦艦ロイヤルオークの船窓がモチーフになっています。
デザインは時計界のピカソとも言われるジェラルド・ジェンタ氏に依頼しました。
当時、金やプラチナが施された時計が高級時計。という概念を大きく変えたスチールステンレス素材を起用し、タフでありながら上品で洗練された高級時計として人気を集めました。更に文字盤や針・インデックスにもこだわり、着け心地・美しさ・繊細さを纏った実用的で芸術的な高級時計となっています。

・ロイヤルオークオフショア

1993年に発表された初代のロイヤルオークをリスペクトして作られたロイヤルオークオフショアは、ケース幅42ミリというロイヤルオークより更に大きなサイズで世界中を動揺させます。しかし、その後デカ厚の時計がブームとなり、オーデマ・ピゲは長く続くデカ厚ブームの先駆者となりました。芸術的で実用的な時計は世界中を魅了させ続けています。

・ロイヤルオークオートマティック(15450SR.OO.1256SR.01)

オーデマ・ピゲの代表作の中でもケース幅37ミリと比較的小さい印象ですが、それが日本人男性には丁度良いサイズ感と言われています。スチールステンレス素材を起用し、ケースとレスの一体化が美しく文字盤はグランドタペストリー柄とピンクゴールドの針で仕上げられ高級感を纏っています。それでいて、スタイリッシュで日本国内でも人気の高いデザイン性で価格はおよそ400万円~500万円程度(中古相場)となっています。

・ロイヤルオーククロノグラフ(26331ST.OO.1220ST.01)

2017年発表のケース幅41ミリのデカ厚なモデルの時計です。グランドタペストリー柄が施され、ブルーとシルバーのコンビカラーでコントラストが美しいデザインになっています。また、クロノグラフカウンターがバランス良く配置されエレガントで格式の高い人気モデルとなっており、価格はおよそ500万円~700万円程度(中古相場)となっています。

・ロイヤルオークオフショアクロノグラフ(26480TI.OO.A027CA.01)

2019年に発表されたケース幅42ミリで、こちらもデカ厚なモデルの時計となっています。タフさと存在感のあるオフショアシリーズで、チタン素材を起用し軽量モデルとなっています。着け心地が良くメガタペストリー柄とネイビーブルーの落ち着いた色合いがスタイリッシュな人気のモデルで、価格はおよそ400万円~500万円程度(中古相場)となっています。



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