文:株式会社近江屋 広報部
監修:大畑 博之(株式会社近江屋代表取締役・一級時計修理技能士)
はじめに
タグ・ホイヤーといえば、モータースポーツとの深い関わりでも知られるブランド。
2025年には、F1の公式タイムキーパーへ復帰し、その存在感を高めました。
2026年に開催されたウォッチズ&ワンダーズジュネーブでは、ブランドの象徴ともいえる「モナコ」を中心に注目度の高い新作モデルを発表。
今回の新作では、初代モナコを思わせるデザインと最新技術の融合が大きな注目を集めました。
1969年に誕生したモナコは、世界初の防水角形クロノグラフとして時計史上に名を刻んだ伝説的なモデル。そのアイコンウォッチが2026年、新世代モナコとして登場しました。
2026年新作のタグ・ホイヤー注目ポイント
・新世代クロノグラフ機構
・チタンケース採用による軽量化
・初代モナコを思わせるデザイン
・自社ムーブメント「TH」シリーズ搭載
・装着性と耐久性の強化
中でも「モナコ エバーグラフ」は、高い注目を集めています。
タグ・ホイヤー新作「モナコ エバーグラフ」

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2026年新作の中でも注目を集めるのが「モナコ エバーグラフ」。
新開発ムーブメント「TH80-00」を搭載し、独自の「コンプライアント クロノグラフ」を採用。
摩擦や機械的なロスを抑えることで、安定した操作感にも配慮されています。
耐久性向上やメンテナンス性にも配慮され、5Hz(毎時36,000振動)のハイスピード仕様とCOSC認定を備え、タグ・ホイヤーらしい〝モータースポーツDNA〟を感じさせる一本に仕上がっています。
初代モナコを思わせるデザイン
デザイン面では、初代モナコRef1133を彷彿とさせるスクエアケースを継承。
モナコらしいブルーアクセントやオープンワークダイヤルなど、往年のモナコを思わせる仕上がりです。
ケースにはグレード5チタンを採用。
軽量性と耐久性を両立し、スポーティかつ快適な装着感も魅力です。
タグ・ホイヤー新作「モナコ クロノグラフ(2026年モデル)」

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2026年版「モナコ クロノグラフ」は、原点回帰を感じさせる一本。
ケースラインも見直され、装着感も向上しています。
ムーブメントには自社製「TH20-11」を搭載。
コラムホイールや垂直クラッチ機構に加え、約80時間のパワーリザーブを備えます。
日常使いしやすい点もポイントです。
スティーブ・マックイーン時代を想起させるデザイン
ブルーオパーリンダイヤルやシルバーカウンターなど、往年のモナコを象徴するデザインコードも継承。
映画「栄光のル・マン」で、スティーブ・マックイーンが着用した名作「ホイヤー モナコ」を思わせるデザインも魅力。ケースにはグレード5チタンを採用し、軽量化と堅牢性も高められています。
見た目以上に軽く、実用性も高い一本です。
タグ・ホイヤー「モナコ」を長く使うためのメンテナンスポイント
高級クロノグラフを長く愛用するうえで、定期的なメンテナンスは欠かせません。
特に2026年の新作モナコは、高性能ムーブメントを搭載しているため、良好なコンディションを保つためにも適切なケアが大切です。
4~5年ごとのオーバーホール推奨
クロノグラフは通常の3針時計より部品点数が多く、潤滑油の劣化による精度低下が起こりやすい傾向があります。
定期的なオーバーホールによって精度を安定して維持しながら、内部パーツの摩耗防止にもつながります。
防水性能チェックは重要
モナコは角形ケースゆえに、防水構造が一般的な丸形ケースとは異なります。
特に日本の高温多湿環境では、定期的な防水チェックが大切になります。
保管環境にも注意
高級時計は磁気・湿気・急激な温度変化に弱いため、時計専用ケースの活用や防湿環境、磁気回避を意識することで、ムーブメントを良好な状態で長く保つことにつながります。
まとめ
2026年のタグ・ホイヤー新作は、過去モデルの再現にとどまらない仕上がり。
モナコらしいデザインを残しながら、性能や実用性をしっかり現代仕様へアップデートしたラインナップです。
特に「モナコ エバーグラフ」は、今後のクロノグラフ開発でも注目を集めそうな、技術力の高さが光る一本です。
近年の高級時計市場では、ラグジュアリー性だけではなく「歴史性」と「高性能化」の両立が求められています。
2026年のタグ・ホイヤーは、ヴィンテージ感と最新技術のバランスが光る仕上がりでした。
長く使えるクロノグラフを探している方なら、2026年の新作モナコは一度チェックしておきたいシリーズですね。
弊社では、ロレックスやオメガ、カルティエをはじめとした高級時計の修理・オーバーホールを承っております。
今回ご紹介したタグ・ホイヤーについても、これまで多数の修理実績があり、モデルごとの構造や特性を踏まえた対応が可能です。
新機構「TH80-00」を搭載した新世代モデルは、高性能なクロノグラフだからこそ、長く安心して使用するためにも定期的なメンテナンスを意識したいモデルです。
また、アンティークモデルやヴィンテージ時計、部品供給が終了している個体についても、状態に応じた最適な修理方法をご提案いたします。
名古屋エリアで時計修理やメンテナンスをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
プロフィール
大畑 博之(おおはた ひろゆき)
1938年創業の時計修理会社「株式会社近江屋」代表取締役、個人向け高級時計修理ブランド「e-tokimemte(イートキメンテ)」も運営。ロレックスをはじめ高級時計の修理実績多数。一級時計修理技能士。









