はじめに
Watches & Wonders Geneva(ウォッチ&ワンダーズ ジュネーブ)はスイス・ジュネーブで開催される高級時計業界最大級の展示会。
2024年は54の名門ブランドが参加していましたが、2025年はブルガリに加え、独立系のブランド(クリスティアン・ヴァン・デル・クラーウ/ジーナス/クロス・スタジオ/マイスタージンガー)が新たに参加。
さらに、アーミン・シュトローム/HYTの復帰もあり、総勢60ブランドが集う最大規模の展示会となりました。
世界を代表する高級時計ブランドが最新モデルや特別な限定品を発表する、ラグジュアリーウォッチイベントWatches & Wonders Geneva 2025のテーマは「若者」。
各ブランドは新作コレクションの発表に加え、若き才能や優秀な研修生、卒業したばかりの職人、そして熟練のマスターたちを紹介し、来場者とともにその技術や知識を分かち合いました。
また、各ブランドの卓越した技術力と美学が凝縮された新作が揃うこの展示会は、時計愛好家はもちろん、ファッションやデザイン業界のプロフェッショナルにとっても欠かせないイベントとして注目され、会場にはこの一週間の開催で55,000人もの来場者が集いました。
60もの名門ブランドの中から今回ご紹介するのは、4月1日に発表されたロレックスの最新モデルです。
ロレックスは、スイス・ジュネーブを拠点とし、長年にわたり革新を続けてきた世界屈指の高級時計ブランド。
ウォッチ&ワンダーズ ジュネーブ2025では、ブランドの伝統を大切にしながらも、新しいデザインコンセプトを取り入れた注目のモデルが数多く登場しました。
そんなロレックスの新作を、前・後編でご紹介していきます。
ロレックス最新作
ロレックスは最新コレクションで、ブランドの象徴ともいえる名作モデルに新たな息吹を吹き込みました。
見る者の心を奪うような洗練された美しさと大胆な進化。
時代を超えて愛され続けるデザインに現代的なエッセンスを加えることで、伝統と革新が見事に融合したラインナップとなっています。
オイスター パーペチュアル ランドドゥエラー

https://www.rolex.com/watches/land-dweller/m127334-0001
深海を制した「シードゥエラー」、空を翔ける「スカイドゥエラー」に続き、ロレックスが新たに挑むのは“大地”。
最新作、 陸の住人「ランドドゥエラー」は探索、冒険、日常というフィールドで、揺るがぬ精度とロレックスらしい気品を兼ね備えた、地に生きる者のタイムピースです。
伝統的な職人技と最先端の技術が融合したハニカムモチーフのダイヤルには、クロマライト ディスプレイを搭載。暗所でも時刻を瞬時に読み取れる、発光する数字とインデックス、このモデルのために特別にデザインされた光る針があらゆる環境で圧倒的な視認性を実現します。
ブレスレットと一体化した40㎜と36㎜のケースは、スポーティさとエレガンスが同居する洗練されたフォルムが魅力で、どんな手首にもスマートにフィット。
また、5列の細かいリンクで構成されたエレガントなフラットジュビリーブレスレットはこの時計のために特別にデザインされていて、見た目にも上品で快適な着け心地になっています。
自動巻きパーペチュアルを搭載、約66時間のパワーリザーブ、100m防水、最上級クロノメーター認定というスペックを誇ります。
オイスタースチールとホワイトゴールドを組み合わせたモデルは、インテンスホワイトのハニカムダイヤルが際立つモデルで、価格2,255,000円。
プラチナ950を採用したアイスブルーの美しいサンレイ仕上げとハニカムモチーフのダイヤルが映える、希少な白金の輝きと職人技が宿る特別なモデルは、価格9,427,000円。
そして、ロレックス独自の18金「エバーローズゴールド」を使用したモデルは、ハニカムモチーフのホワイトダイヤルに10個のダイヤが輝くベゼル、フラットジュビリーブレスレットを備え、36㎜のケースサイズが性別を問わずエレガントかつスポーティな印象を与える究極の一本。価格は13,346,000円です。
堅牢なオイスターケースに宿る冒険心と磨き抜かれた美の融合は、伝統と革新を重ねた最高級メタルとロレックス最高峰の技術が織りなす究極の贅沢を体現した至高のタイムピースです。
GMTマスターII

https://www.rolex.com/watches/gmt-master-ii/m126715chnr-0002
18ctホワイトゴールド製のケースに、深みのあるグリーンとブラックのセラクロムベゼルを組み合わせた唯一無二のカラーコンビネーションがラグジュアリーなモデルです。
そして、このモデルの最大の特徴は、左リューズの“逆”レイアウト。斬新さと機能美を兼ね備えています。
また、24時間表示のGMT機能により2つのタイムゾーンを同時に把握でき旅の相棒としても優秀。
洗練されたデザインとロレックスならではの堅牢性を兼ね備えています。
ケースサイズは40㎜、グリーンセラミックダイヤル、機械式、自動巻き、パーペチュアル、GMT機能搭載、パワーリザーブは約70時間、100防水、価格は7,062,000円。
また、気品あふれるタイガーアイアンダイヤルは、40㎜の18ctエバーローズゴールド製ケースに、ブラック×ブラウンのセラクロムベゼルを組み合わせた一本で、優れた視認性と深みのある輝きを放ちます。
注目したいのは、ロレックス初採用となる天然の芸術品「虎鉄(こてつ)」を用いたダイヤル。
金色とオレンジの流れるような模様は見る角度で表情を変え時の流れを映し出すかのような、素材の希少性と職人技が融合したまさに究極のラグジュアリーウォッチ。価格は7,467,900円です。
GMTマスターIIの新章は、単なるツールウォッチを超えた存在。
洗練されたスタイルと優れた機能性を兼ね備えたこの一本は、世界を駆ける現代の冒険者たちに捧げる信頼と品格を纏ったパートナーとなるでしょう。
2025年4月に発表されたロレックスの最新作はまだまだ魅力的なモデルが続きます。
後編でも革新を遂げたロレックスの最新作をご紹介していきます。
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高級時計の王道である「ロレックス」や「ロレックスのアンティーク時計」も数多く修理してきた実績も抱えております。
その他、カルティエ、オメガ、タグホイヤー、エルメス、IWC、ヴァシュロン・コンスタンタン、ジャガールクルト、ダンヒル、パネライ、ピアジェ、ボーム&メルシェ、ロジェ・デュブイ、ウブロ、ゼニス、グラスヒュッテ、ジャケ・ドロー、ティソ、ハミルトン、ブランパン、ブレゲ、ラドー、ロンジン、ショパール、ハリーウィンストンなど、長年培ってきた技術で、どんな古い時計でも、どんなブランドでも修理・オーバーホールなどのメンテナンスを承ります。
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