文:株式会社近江屋 広報部
監修:大畑 博之(株式会社近江屋代表取締役・一級時計修理技能士)
はじめに
高級時計市場において、常に注目を集める〝ロレックス〟。
2026年も、世界最大の見本市「W&W(ウォッチズ&ワンダーズ)ジュネーブ2026」で新作が発表され、大きな注目を集めています。
今回はロレックス最新モデルの中から、オイスターパーペチュアルをはじめとした注目モデルと市場動向をご紹介します。
W&Wジュネーブ2026でのロレックス
ウォッチズ&ワンダーズジュネーブは、各ブランドの方向性を示す大切な場所。
2026年のロレックスは、次の点が特に話題となっています。
原点回帰と現代性の融合
過度な複雑機構ではなく、実用性・耐久性を重視する傾向が見られます。これは長年ロレックスが築いてきた哲学を改めて感じさせる内容ともいえます。
サステナビリティへの配慮
製造工程や素材選定において環境負荷低減を意識した取り組みが発表され、ブランド価値のさらなる向上にもつながる動きとして注目されています。
こうした方向性は、今回紹介するオイスターパーペチュアルにも共通して見られます。
オイスターパーペチュアル2026年モデル

https://www.rolex.com
オイスターパーペチュアルは、ロレックスの原点ともいえるシンプルかつ完成度の高いモデル。
無駄を削ぎ落としたデザインを守りながら、細部では着実な進化が重ねられています。
近年はカラーダイヤルの展開がさらに広がり、深みのあるグリーンやサンレイ仕上げのブルーなど、高級感と個性を両立したバリエーションも登場。
ムーブメントも改良が続けられていて、日差±2秒以内というロレックス独自基準を維持しつつ、精度や耐磁性がさらに向上しています。
また、サイズ展開についても装着感を重視したバランスが追求されていて、幅広い世代にフィットする設計になっています。
オイスターパーペチュアル41
2026年モデルの中でも注目を集めている41㎜モデル。
6時位置には通常の「SWISS MADE」に代わり「100 YEARS」が表記され、ダイヤルの「ROLEX」ロゴにはブランドカラーであるグリーンが採用された特別仕様になっています。
視認性・装着感・デザインバランスに優れ、現代の主力モデルとして高い人気を誇り、初めての一本としても選びやすいモデルです。
オイスターパーペチュアル36
鮮やかな色彩と装飾性が特徴の36㎜モデル。
ジュビリーモチーフで装飾されたラッカーダイヤルが採用され、従来のシンプルな印象とは異なる仕上がりとなっています。
個性を重視したい方や、ファッション性を楽しみたい方に適した一本です。
オイスターパーペチュアル28・34
コンパクトなサイズ感が魅力の28㎜・34㎜モデル。
18ctゴールド仕様では上品で繊細な輝きを放ち、さり気ない高級感を演出します。
装着感に優れ、日常使いからフォーマルまで幅広く対応できるモデルです。
オイスターパーペチュアル デイトジャスト41
日付表示を備えた実用性の高いモデル。
ホワイトロレゾ―ル仕様では、グリーンラッカーのオンブレダイヤルが採用され、クラシックなデザインに現代的な表情が加えられています。
機能性とデザイン性のバランスの良さが魅力で、日常使いにもビジネスシーンにも対応したい方に適した一本です。
オイスターパーペチュアル ヨットマスター
マリンスポーツを背景に持つスポーツモデル。
ラグジュアリー性と実用性を兼ね備え、リゾートから日常まで幅広く活躍します。
ヨットマスターⅡではレガッタ機能の進化や視認性の向上が図られ、より実用的なモデルとして注目されています。
オイスターパーペチュアル デイデイト40
曜日・日付表示を備えたハイエンドモデル。
ケースや素材にはハイグレードな仕様が施され、ブランドを象徴する存在として高いステータス性を誇ります。
上質さと存在感を兼ね備えたモデルです。
特別枠|コスモグラフ デイトナ
2026年新作の中でも〝特別な存在〟として注目されるコスモグラフ デイトナは、モータースポーツと深い関わりを持つクロノグラフモデル。
高い人気と希少性から、資産価値の面でも注目を集めています。
高級時計としての資産価値
ロレックスの魅力は、時刻を知るためのアイテムだけにとどまりません。
オイスターパーペチュアルは、長く愛されてきたデザインと卓越した性能に加え、流通量がコントロールされていることで価格が安定しやすい特徴があります。
また、耐久性に優れ長期間使用できる設計であるため、実用性と資産性を兼ね備えたモデルといえます。
高級時計を長く愛用するためには、定期的なメンテナンスも欠かせません。
ロレックスは高い耐久性を誇る一方で、内部機構は非常に精密であるため、数年ごとのオーバーホールが推奨されています。
適切なメンテナンスは精度や防水性能を維持するだけでなく、将来的な資産価値の維持にもつながります。
精度のズレやリューズの操作感に変化が見られる場合は、早めの点検も大切です。
長期間メンテナンスを行っていない場合、内部の油の劣化や部品の摩耗が進行している可能性もありますので、早めの対策を意識しておくと安心です。
まとめ
2026年のロレックスは、派手な変化ではなく「歴史の積み重ねによる完成度の高さ」を改めて示す内容となりました。
特に、オイスターパーペチュアル41の100周年モデルは、デザイン・技術・ブランドストーリーが融合した一本。
これから高級時計を選ぶ方や、コレクションをもっと楽しみたい方にとって、実際に手に取ってみたくなる魅力を備えたモデルといえるでしょう。
弊社では、ロレックスやオメガ、カルティエをはじめとした高級時計の修理・オーバーホールを承っております。
今回ご紹介したロレックスについても、これまでに多数の修理実績があり、モデルごとの構造や特性を踏まえた対応が可能です。
「動かない」「精度が不安定」「メンテナンス時期が分からない」といったご相談にも対応しております。
名古屋で時計修理やメンテナンスをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
プロフィール
大畑 博之(おおはた ひろゆき)
1938年創業の時計修理会社「株式会社近江屋」代表取締役、個人向け高級時計修理ブランド「e-tokimemte(イートキメンテ)」も運営。ロレックスをはじめ高級時計の修理実績多数。一級時計修理技能士。









