目次
はじめに
2024年7月、今年の夏に開幕を迎える「パリ 2024 オリンピック」。
前回の「東京 2020 オリンピック」は1年延期されたため、実際に行われたのは2021年でした。
史上初めて3年間隔の大会になり、もう次のオリンピックの時期?と開催の早さを感じる人もいるかもしれませんね。
1932年に初めてオフィシャルタイムキーパー(公式時計)を務めたオメガは、その後、ほとんどのオリンピック大会で計時をしてきました。
「パリ 2024 オリンピック」では31回目になります。
開催まであと1年を切り、パリではオメガのカウントダウンクロックも始動し、カウントダウンを記念する「シーマスター ダイバー300M “パリ 2024” スペシャルエディション」も発表されました。
以前はオフィシャルタイムキーパーとしてのオメガに注目しましたが、今回は「パリ 2024 オリンピック」の特別な時計をみていきたいと思います。
▶コラム「オメガとスポーツ大会の公式時計(オフィシャルタイムキーパー)」の記事はコチラ
パリではカウントダウンクロックが始動中
出典:パリ 2024 カウントダウンクロック | OMEGA JP®
オリンピックの「オフィシャルタイムキーパー」オメガ
「パリ 2024 オリンピック」は2024年7月26日~8月11日まで、32競技329種目が行われる予定です。
オフィシャルタイムキーパーの役割は、競技の時間や公式タイムなど競技・種目に関するすべての時間の計測。
国際オリンピック委員会(IOC)は2032年までオメガとのパートナーシップを契約中とのことで、1932年から数えると2032年は記念すべき100周年に。
今後も、オリンピックの様々な場面で「OMEGA」の文字や「Ω」のロゴマークを目にすることになりそうですね。
パリ 2024 カウントダウンクロック
オリンピック開催前に登場する時計といえば、カウントダウンクロック。
パリ・エッフェル塔近くのボルドネ港には、オメガのカウントダウンクロックが設置されています。
中央の炎をゴールドの輪が囲うデザインは、「パリ 2024」のエンブレムからインスピレーションを得たもの。
日中は太陽のもと、夜はライトアップされた姿で、開会式までの正確な「時」「分」「秒」がカウントされる様子を見ることができます。
2024オリンピックモデル「シーマスター ダイバー300M “パリ 2024” スペシャルエディション」
出典:Seamaster Diver 300M パリ 2024 | OMEGA JP®
シーマスター ダイバー300M “パリ 2024” スペシャルエディション
1993年に発表された「シーマスター ダイバー300M」は、オメガの代表的なコレクションのひとつです。
ゴールドカラーを添えた「シーマスター ダイバー300M “パリ 2024” スペシャルエディション」は、オリンピックまでのカウントダウンが開始されたことを記念した特別モデル。
2023年にパリで先行発売されていましたが、2024年2月には日本でも発売が開始されました。
マットなホワイトセラミックのダイアルと、18Kムーンシャイン™ゴールドのベゼルリングを持つスポーティな時計で、ケースサイズは42mm。
ムーンシャイン™ゴールドはオメガが独自に開発した18Kイエローゴールド合金です。
従来の18Kイエローゴールドよりも淡い色合いで、色や輝きの経年変化に強いという特徴があります。
このオリンピック記念モデルは、「パリ 2024 カウントダウンクロック」にもみられるデザインがあしらわれた特別仕様のボックスに収められています。
価格は1,375,000円です。
「シーマスター ダイバー300M “パリ 2024” スペシャルエディション」の特徴
出典:シーマスター パリ 2024 ウォッチ | OMEGA JP®
波模様のダイアル
ダイアルにはポリッシュ仕上げの波模様が施され、「ポジティブレリーフ」という加工で波の部分が立体的に盛り上がったデザインになっています。
「オリンピック仕様」の秒針と日付表示
6時位置にある日付表示の数字には、「パリ 2024」ロゴと同じフォントが使われています。
秒針に「パリ 2024」のエンブレムが取り入れられているのも印象的です。
ムーブメント「オメガ キャリバー8800」
オメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー8800を搭載。
自動巻きの機械式時計で、パワーリザーブは55時間です。
記念デザインのケースバック
ケースバックには、「パリ2024」のエンブレムが描かれた18Kムーンシャイン™ゴールド製のメダリオン。
オリンピックの五輪と「Paris 2024」の文字の刻印も施された記念デザインになっています。
簡単に交換できるブレスレット
ステンレススティール製のブレスレットには、オメガの新しいクイックチェンジシステムを採用。
システムに対応している別売りのストラップに簡単に交換することが可能です。
「パリ 2024」仕様のストラップや、五輪カラー・国旗カラーのストラップも
パリ 2024 NATOストラップ
出典:シーマスター パリ 2024 ウォッチ | OMEGA JP®
オリンピックのための特別なNATOストラップ(別名:NATO(ナトー)ベルト)のセレクションは、漁網をリサイクルしたポリアミド製。
「パリ 2024」限定デザインは、五輪にインスピレーションを得た5色のカラーと、フランス国旗を思わせるストライプの6種類で展開されています。
五輪カラーや国旗カラーのNATOストラップ
出典:Seamaster Diver 300M パリ 2024 | OMEGA JP®
これまでにオメガから販売されているNATOストラップの中には、五輪カラー(ブルー・イエロー・ブラック・グリーン・レッドの5本ストライプ)や、国旗からインスパイアされたデザインのラインナップも。
オリンピック仕様のストラップにするか、国旗デザインにするか……出身国や応援する国などから選ぶのも楽しそうですね。
まとめ
今回は、オメガの2024オリンピックモデル「シーマスター ダイバー300M “パリ 2024” スペシャルエディション」をみてきました。
オリンピックは1896年(第1回アテネ大会)から始まりましたが、当初、使われたのはストップウォッチだったそうです。
いまでは最先端の技術で計測されるようになり、会場やテレビ中継などでもすぐに正確な結果が分かりますよね。
オメガは、第33回パリ大会のオフィシャルタイムキーパーとしてオリンピックを支えます。
開会式まであと100日を切っている「パリ 2024 オリンピック」。
特別な時計「シーマスター ダイバー300M “パリ 2024” スペシャルエディション」と一緒に、開催までのカウントダウンを迎えてみるのはいかがでしょうか。
※2024年4月時点での情報です。記事内の情報については変更される可能性もございますので、ご了承ください。
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