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2022年に発表・発売したタグ・ホイヤー注目の新作
前回はカレラ、モナコに関連したタグ・ホイヤーの歴史やモータースポーツとの関係を解説しました。
今回はそんなタグ・ホイヤーが2022年に発表・発売した注目の新作を取り上げます。
これから発売のものもあるので、タグ・ホイヤーに興味のある方の参考になれば幸いです。
新作紹介
タグ・ホイヤー カレラ×ポルシェ リミテッドエディション
出典：タグ・ホイヤー公式サイト
タグ・ホイヤーとポルシェの2回目のコラボレーションモデル
ケースやダイヤル、ストラップはブラックで統一し、ポルシェのレーシングカーで用いられているイエローを随所にあしらったスポーティーな外観です。
ムーブメントは自社製の「キャリバー ホイヤー02」で約80時間のパワーリザーブを誇ります。
44mmのステンレススチール製ケースには、ポルシェの有名なステアリングホイールに着想を得たローターを搭載。ケースバックからその姿を鑑賞できます。
100m防水、お値段は83万6000円（税込み）。世界限定1500本で、4月に発売されました。
タグ・ホイヤー モナコ ガルフ スペシャルエディション
出典：タグ・ホイヤー公式サイト
ガルフカラーに最新のキャリバーを搭載した最強モナコ
タグ・ホイヤーとモータースポーツの関りにおいて、ポルシェの他にも欠かせない名前がオイルブランドのガルフ。
2007年よりこのガルフの特徴的なカラーリングを取り入れたモデルを発表しており、今作もその流れを汲んでいます。
これまでのモデルと違うのは自社製ムーブメントである「キャリバー ホイヤー02」を搭載しているところ。
ブルーダイヤルに細長いガルフカラーのストライプが印象的で、6時位置にガルフのロゴ、12時位置にインデックスではなく60の数字をあしらった点も特徴的なディテールです。
レザーストラップにはパンチング加工が施されており、さながらタイヤの表面のよう。
スクエア型ケースは幅39mmと取り回しやすいサイズで、これが袖口から覗いていたら注目を集めそうですね。
パワーリザーブ約80時間、100m防水、お値段は83万6000円（税込み）となっています。
タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル 300 オレンジダイバー
出典：タグ・ホイヤー公式サイト
目の覚めるような鮮やかなオレンジ！
昨年リニューアルされた「アクアレーサー プロフェッショナル 300」にオレンジダイヤルのモデルが登場しました。
43mmサイズの堅牢なステンレススチール製ケースは耐久性に優れています。微妙な調整が可能なブレスレットも相まって、ウェットスーツの上から着用する際や手首の太さに違いが生じる場合でも対応可能。
鮮やかなオレンジ色のダイヤルは視認性が高く、実用性もバッチリです。
パワーリザーブ約38時間、300m防水、お値段は39万500円（税込み）。5月に発売されました。
タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル200ソーラーグラフ
出典：タグ・ホイヤー公式サイト
太陽光で駆動する新ムーブメントを搭載したタイムピース
キャリバーTH50-00は十分な太陽光の下であれば2分の充電で1日中駆動させることができるパワフルなムーブメントです。
フル充電では6カ月作動し、止まってしまった場合も10秒間太陽光に当てれば再び動き出すエネルギーを秘めています。
ベゼル、ダイヤル、針はすべてスーパールミノバ（夜光塗料）が塗布されており、夜間でもはっきりと時間を見ることができます。
スーパールミノバのブルーグリーンが映えるブラックのケースとラバーストラップが、スポーツウォッチらしい佇まいでかっこいいですね。
200ｍ防水、お値段は35万2000円（税込）10月発売予定です。
タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバーE4
出典：タグ・ホイヤー公式サイト
進化を続けるタグ・ホイヤーの最新コネクテッドウォッチ
2022年3月10日に発売された、タグ・ホイヤーのコネクテッドウォッチ（スマートウォッチ）の最新世代です。「カレラ」をベースとした高級感のある腕時計らしいスタイルが魅力的です。
タグ・ホイヤーのコネクテッドウォッチは2015年の発表以来進化を続けており、今作は4世代目となります。OSはGoogle Wear OSです。
コネクテッド キャリバーE4のコネクテッドウォッチとしての機能
・スマートフォンと連動することで様々なアプリが使用可能。iOSにもandroidにも対応。
・スマートフォンをオフにしてもWi-Fiに接続していればコネクテッドウォッチ単体で表示やデータ交換を行える
・アプリをインストールしておけばオフラインでも使用可能
・ケース裏にGPSと心拍数モニター、その他にもコンパス、加速度計、ジャイロスコープ、気圧計などのセンサーを搭載し、本格的にスポーツやアウトドアを満喫できる機能が充実。
・スポーツやフィットネスなどの健康志向の方へ向けたアプリや、独自のゴルフ専用アプリ（２D/３Dマッピング機能や距離測定、スコア記録など）が初期搭載
時計としての機能の良さ・面白さ
・様々なウォッチフェイス（文字盤デザイン）が選べる。オーセンティックな機械式時計の文字盤から、時計の針と共に現在の心拍数が表示されるウォッチフェイスなど種類が豊富
・画質とコントラストが高く、強い日差しの中でも視認性が高い
・着け心地が軽く使い勝手が良い
・リュウズのサイドがラバーによってカバーされているので回しやすい
・ワンタッチでベルト交換が可能、種類も豊富
・充電中は時計をセットした状態で時刻を表示、夜間は明るさを抑えたナイトスタンドとしても使用可能
充実のスポーツ・フィットネスサポート機能
アプリを使うことで、心拍数や歩数など、運動に関する情報を表示する「ウェルネスフィットネス」スポーツのトラッキングランニング、ゴルフ、水泳など様々なスポーツでのパフォーマンスの記録といった様々なフィットネス機能を使うことができます。
新機能の「ガイド付きワークアウト」は上半身、腹部、下半身、全身から鍛えたい部位のワークアウトを選ぶとアニメーションでガイドし、1つのエクササイズが終わると時計が振動して、次のエクササイズに進むタイミングを教えてくれます。いつでもどこでも運動することが可能です。
出典：タグ・ホイヤー公式サイト
バッテリーの持続時間も進化しており、45mmモデルではバッテリー寿命が30％長く、42mmモデルではウェルネスアプリを使用しても1日中バッテリーが持ちます。
50ｍ防水、お値段は45mmケースのモデルが24万2000円から、42mmケースのモデルは21万4000円から。特別モデルとしてケースサイズが45mmの「キャリバーE4 ゴルフエディション」が31万3500円となっています。
キャリバーE4 ポルシェ スペシャルエディション
出典：タグ・ホイヤー公式サイト
2022年8月11日に発表された、タグ・ホイヤー×ポルシェのコネクテッドウォッチ
歩数計や心拍数などの時計本体から得たデータをウォッチに表示できるほか、対象のポルシェの車から直接取得したデータの表示も可能です。
対象モデルは、パナメーラ(2022年以降のG2 II モデル)、パナメーラ(G2)、911(2022以降の992モデル)、911、カイエン(2022年以降のE3モデル)、カイエン(E2 II)、718、マカン II/III、マカン、タイカン。
ポルシェIDとポルシェコネクトのサブスクリプション契約をすることで、車のバッテリー残量や走行可能距離、総走行距離などを表示し、車の駆動時間を把握できます。
OSのMy Porscheアプリによって車内の温度を調整することも可能です。
デザインにあふれるポルシェへのラブコール
ポルシェの「タイカン」シリーズにインスパイアされたデザインで、時計本体やストラップにはタイカンに使われているフローズンブルーのカラーを使用。
ベゼルにはポルシェの車両の速度を反映した0～400のスケールが刻まれています。
ケースサイズは45mmで、サンドブラスト仕上げのブラックチタン製。リューズはブラックスティール製で、フローズンブルーのタグ・ホイヤーのシールドロゴがあしらわれています。
ビジュアルの要であるウォッチフェイスはプリント基板とサーキットからインスパイアされたデザインで、ポルシェオーナー限定で利用できます。
50ｍ防水、お値段は33万円。8月16日現在は予約注文が可能で、9月1日より順次発送予定とのことです。
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