ブライトリング（BREITLING）
2022年新作から人気ウォッチまでご紹介！
ブライトリングといえば、精悍でガジェット感あふれるデザインが格好良い、ナビタイマーが代表的です。
この回転計算尺付きのクロノグラフは開発者の予想を超えて愛され、ジャズの帝王マイルス・デイヴィス、フランスの伊達男セルジュ・ゲンズブール、イヴ・モンタンなど一流の著名人も愛用しました。
2022年3月、ブライトリングはナビタイマー誕生70周年を記念し、新作を披露。
航空業界の発展と共に成長したナビタイマーにふさわしい、チューリッヒ発ジュネーブ行の機上での発表のニュースに胸をときめかせた時計好きは多いのではないでしょうか。
今回はそんなナビタイマーを生んだブライトリングの魅力と歴史に迫り、ラインナップをご紹介したいと思います。
魅力
ブライトリングは創業当時から時計のメカニカルな部分に力を入れ、航空業界に関わりながら時計ブランドとして成長していきました。
1952年にはその名も高いパイロットウォッチ「ナビタイマー」を発表し、パイロットだけではなくレーシングドライバー、俳優、ミュージシャンなど多様な人々から愛される絶大な人気をゲットします。
ブライトリングの魅力は計器としての機能を追求したゆえに、無骨でありながら洗練されたデザインを得たナビタイマーだけではありません。
シックな大人の魅力を演出するモダンでレトロな佇まいの「クロノマット」も、男女問わず支持を得ている魅力的な時計です。
ダイバーズウォッチのスーパーオーシャンヘリテージにも、機能性以上のゴージャスな存在感で私たちに迫ってくるものがあります。
ブライトリングは最高の機能性と、機能美によって完成したデザインで装着する人のこだわりを演出できる、腕時計を熟知した巧者をも魅了する高級ブランドなのです。
歴史～ナビタイマー前史～
1860年スイス・サンティミエ地方で創業者レオン・ブライトリングは誕生します。
1884年24歳で時計工房を創業し、創業当初からクロノグラフ（簡単にいうとストップウォッチ機能です）に注目しながら時計製作を手掛けます。
1892年には工房も大きく成長し移転、時計ブランドとしての地盤を強固なものにしていきます。
飛行機の分野に携わったレオン・ブライトリングは、『時計ではなく計器』という理念を持ちます。
耐久性や精度・操作性・視認性にこだわった時計製作を行い、絶対的で唯一無二の存在になれるような時計の製作に力を注いでいきました。
その後、息子のガストン・ブライトリングが２代目ブライトリングとなり、1923年にはクロノグラフの原点となるプッシャー・クロノグラフという機能を搭載した懐中時計の特許を取得するなど活躍しました。
1932年3代目としてウィリー・ブライトリングが代表として就任すると、祖父や父の意思を受け継ぎ1934年世界で初となるツープッシャー・クロノグラフ搭載の腕時計を発表。
この3代目がブライトリングとパイロットとの結びつきをより強くした人物でした。
1942年に回転計算尺つきクロノグラフ「クロノマット」を生み出し、ナビタイマー誕生への布石を打ちます。このデザインは現在の「モンブリラン」というモデルに継承されています。
1957年にはダイバーウォッチであるスーパーオーシャンを発表し精力的に事業を拡大。他いくつものクロノグラフ搭載モデルを開発していきました。
ブライトリングは親子３代にわたりクロノグラフに情熱を注ぎ、確実に成長と成功を成し遂げ、ブライトリングの名を世界に響かせトップブランドとしての地位を築き、今に至ります。
ブライトリングの新作～人気作
ブライトリング「新作」ナビタイマーB01クロノグラフ
2022年の新作となるナビタイマーB01クロノグラフは、ナビタイマーの機能はそのままに外装を見直し、ケースサイズを46mm、43mm、41mmの3つとし、文字盤のバリエーションを増やしました。
ケース素材はステンレススチール・18ｋレッドゴールドの２種類を揃え、43mm、41mmのダイヤルカラーはシルバー、カッパー、ミントグリーン、アイスブルーの4色。
46mmのダイヤルカラーはブルー、ブラック、グリーンの3色と、豊かなカラーバリエーションを展開しています。
いずれのケースサイズにも共通するのが、文字盤をわずかにドーム状にすることでより立体感を増した外観です。回転計算尺はフラットに変更し、ドーム型の風防によって針との隙間をとることでスッキリとした印象になっています。
アリゲーター製ストラップと7連メタルブレスレットのいずれかを選択することができ、自分の思い描くスタイルに合わせて楽しむことができます。
価格は、1,050,500円～1,094,500円(新品価格)です。
ナビタイマーB01クロノグラフ43（AB0121211B1A1）
男性的でありながらも男女問わず愛され続けるナビタイマーシリーズ。航空計器のようなデザインが高い人気を誇る、個性的でインパクトの強い時計です。
2018年に発表されたナビタイマーB01クロノグラフは、シースルーバック、スチールステンレス素材のブレスベルトとブラック/シルバーの文字盤、43ミリと大きめのサイズがタフなイメージなのに洗練された時計となっており、スチールステンレス素材・ケース幅43ミリ・クロノメーター・自動巻きムーブメント搭載・30ｍ防水で・双方向回転ベゼル装備で、価格はおよそ106万円となっています。
スーパーオーシャンヘリテージⅡB20オートマチック（AB2010121B1A1）
ブライトリングが空の次に選んだフィールドは、海。ダイバーズウォッチの登場です。
スーパーオーシャンモデルである、2017年発表のスーパーオーシャンヘリテージⅡB20はスチールステンレス素材のブレスベルトにブラックの文字盤、シルバーカラーの針が大人の雰囲気を引き立てる、ケース幅42ミリ・自動巻きムーブメント搭載・200ｍ防水で、価格はおよそ61.6万円（新品価格）となっています。
クロノマットB01 42ジャパンエディション（AB0134101B2A1）
なにも無骨なだけがブライトリングではありません。モダン・レトロ・エレガントという言葉の似合うシックな時計もあります。それがクロノマットです。
初代のクロノマットは1984年にフレッチェ・トリコローリと共同開発され発表されました。
2020年に発表された新クロノマットジャパンエディションは、気品溢れるブレスでベゼルは４カ所のライダータブを配置、ブラックとシルバーの文字盤にシルバーカラーのクロノグラフ針が際立つ特別使用の時計となっており、ステンレススチール素材・ケース幅42ミリ・クロノメーター・自動巻きムーブメント搭載・200ｍ防水の日本限定品で、価格はおよそ97.9万円（新品価格）となっています。
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