ユリス・ナルダンの主な時計紹介

ブランド紹介
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海が大好きなユリス・ナルダンの時計

前回はユリス・ナルダンの特徴と魅力を3つに絞ってご紹介しました。

マリーン、ダイバー、そしてサメ!?海が大好きなユリス・ナルダンの魅力に迫る

航海に欠かせないマリンクロノメーターを製作してきた歴史から海とのつながりが深く、近年では海の環境保護にも力を入れているブランドです。

今回はそんなユリス・ナルダンの基幹モデルについて解説したいと思います。

基幹モデルの紹介

マリーン

ユリス・ナルダンの歴史が生んだ、海洋ロマンの結晶

出典:https://www.ulysse-nardin.com/jp_jp/1183-310-40.html

創業150周年を記念し、1986年にかつてのマリーンクロノメーターの意匠を取り入れて生まれた人気コレクション。

古典的なマリーンクロノメーターを模して作られただけあって、レトロでありながら視認性の良い文字盤が印象的です。

画像の時計は2020年にリリースされた「マリーン トルピユール」です。

大航海時代、船長だけが持つことを許されたポケットクロノメーターウォッチ(トルピユール)から着想を得ています。

12時位置にはパワーリザーブインジケーター、6時位置に大型のセコンドダイアルと小さなデイト表示があります。

このデイト表示は逆戻しが可能で、うっかり1日間違えて進めてしまったときもすぐに戻すことができるのが嬉しいですね。

ケース径は42mmでサイドの厚みも抑えられており、装着感も良さそうです。

自動巻き、パワーリザーブ60時間、ケース径42mm、50m防水で、お値段は1,001,000円です。

 

ダイバー

海への情熱が形となったダイバーズウォッチ

出典:https://www.ulysse-nardin.com/jp_jp/1183-170-7m-93.html

碇をロゴに掲げ、海を愛するブランドとして手掛けたダイバーズウォッチが「ダイバー」シリーズです。

ダイバーの前身となる2003年発表作は、シースルーバックで300m防水という、当時では画期的なスペックでした。

そのスペックを引き継いだ現行のダイバーコレクションは、自社製ムーブメントを搭載したケース径44mmのクロノメーターとクロノグラフを主軸として展開しています。

これに2019年から開始した「Xコンセプト(時計製造にXファクターを入れた未来的な時計作りのコンセプト)」が融合した限定モデル、より普段使いしやすいシンプルなデザインの42mmモデルなど、豊富な選択肢が揃います。

画像は「ダイバー クロノメーター」

マットな質感のダイアルに、パワーリザーブ表示と大型スモールセコンドが配置されています。ケースとブレスレットはチタン製で、ケース径44mmと大きめですが軽い着け心地。ケース裏はシースルーになっていて中の機構が鑑賞できます。

自動巻き、パワーリザーブ60時間、ケース径44mm、300m防水で、お値段1,122,000円です。

  

フリーク

時計好きが「熱狂」する「異形」の変わり種

出典:https://www.ulysse-nardin.com/jp_jp/2303-270-03.html

2001年、各ブランドから複雑機構の新作が多数発表された中で誰もが驚く斬新な時計が発表されました。それがこの「フリーク」です。

中央に軸をもつムーブメント自体が回転して時を示すセンターカルーセル機構は、今まで誰も見たことがないほど斬新な複雑機構でした。

登場当初のフリークにはリューズもなく、時間を調整する際は表側のベゼルを、ゼンマイの巻き上げは裏側のベゼルを回すというこれまでにない仕組みでした。

世界で初めてシリコン製パーツを脱進機に採用し、1週間以上のロングパワーリザーブを実現したことも画期的です。

現在販売中のフリークXはこれまでのフリークをより単純化しモダンなスタイルに生まれ変わらせました。

中央のムーブメントが1時間に回転して分を、背後の歯車が時間を表示するプレートを動かすことで時を表示することは変わりませんが、歯車の数を減らすことでデザインがよりシンプルに。さらにリューズが復活しました。

自動巻き、パワーリザーブ72時間、ケース径43mm、お値段2,992,000円です。

  

クラシコ

ユリス・ナルダンの品格高いドレスウォッチ

出典:https://www.ulysse-nardin.com/jp_jp/3203-136le-2-manara-01.html

クラシコは文字通りクラシックなデザインの上品なドレスウォッチです。

オーソドックスな文字盤のシンプルなモデルと、文字盤に絵が描かれている美術工芸品のようなモデルがあります。

現在公式サイトでは後者のモデルしか掲載されていないのはどういうことでしょうね……?

シンプルなモデルは古典的なローマンインデックスに6時位置のスモールセコンド、品のあるリーフ針を採用。

職人技のエナメル文字盤や、ギョーシェ彫りにエナメルを装飾した美しい文字盤が端正なデザインを引き立てます。

文字盤に絵が描かれたほうは、イタリアの漫画アーティストであるミロ・マナラ氏とのコラボレーションモデル「クラシコ マナラ マニュファクチュール」が最新作です。

このコラボレーションモデルは全部で10種類で、10本ずつ限定で製造されました。

大海原を進む帆船、海中を泳ぐ人魚など、さまざまな絵があり魅力的なモデルです。

 

ブラスト

現代的な意匠が光るモダンなデザイン

出典:https://www.ulysse-nardin.com/jp_jp/242-20-43.html

ブラストはエグゼクティブの後継で、現代的でスタイリッシュな意匠が特徴のシリーズです。

天文時計ムーンストラックや、技術の粋を詰め込んだスケルトントゥールビヨンなどもあり、ユリスナルダンの開発力が発揮されています。

画像は「ブラスト デュアルタイム」

中央の長方形と背景のX字がモダンな印象ですね。

2時位置にラージデイト、6時位置にスモールセコンド、9時位置の小窓に24時間表示のホームタイムを表示します。

10時位置の「+」ボタンで1時間ずつ先送りに、8時位置の「-」ボタンで逆戻しにできて、時針の操作も簡単にできます。

ケース径42mm、自動巻き、パワーリザーブ42時間、お値段は1,122,000円です。


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