Chopard(ショパール)

ブランド紹介
ブランド紹介

ショパールとはスイスのラグジュアリーウォッチ&ジュエリー

スイスの精密時計技術とドイツの宝飾技術が見事に融合し、時計としての機能美と宝飾品としての優雅さを兼ね備えたショパールのタイムピース。

話題の韓国ドラマ「愛の不時着」ではヒロインの韓国財閥令嬢「ユン・セリ」(演ソン・イェジン)が人気モデル「ハッピースポーツ」を、主人公の北朝鮮軍大尉「リ・ジョンヒョク」(演ヒョンビンは人気モデル「アルパインイーグル」を着用しています。

歴史

創業者ルイ-ユリス・ショパール(1836年~1915年)はスイス・ソンヴィリエ村の農家の息子として生まれました。当時この地方の農村では時計の組み立て作業で冬の間の収入を得ていました。

1860年24歳の時、ルイ-ユリス・ショパールは懐中時計の製造を行う工房をソンヴィリエ村に設立し、自らのブランドを創業しました。優れた精度と信頼性を兼ね備えたショパールの時計はスイス鉄道で採用されるほどで、ロシア皇帝ニコライ2世をはじめ、東欧やバルト諸国、ロシア、スカンジナビア諸国の時計愛好家や時計販売業者からも高い評価を受けました。

ルイ-ユリス・ショパール亡き後、息子であるポール-ルイ・ショパール(1859年~1940年)が事業を引き継ぎ、1937年には高級時計製造と取引の中心地であるジュネーブに本拠を移転しました。

1963年ドイツのフォルツハイムで時計と宝飾品の製造を行っていたカール・ショイフレは、優れたムーブメント(時計を駆動する内部機構)を入手するため、ショパール創始者の孫であるポール-アンドレ・ショパール(1898年~1968年)からショパールの経営権を買い取りました。

これによりスイス・ジュネーブの時計製造技術とドイツ・フォルツハイムの宝飾工芸技術が融合した優雅で高級感のあるデザインの時計製造が可能となり、ショパールはウォッチ&ジュエリーメーカーとして新たな歴史を歩み始めることになりました。

代表的モデル

ハッピーダイヤモンド(HAPPY DIAMONDS)

1979年に発表された女性用腕時計のハッピーダイヤモンド。2枚のサファイアクリスタルガラスの間でダイヤモンドの粒が自由に躍動するという画期的な手法(ムービングダイヤモンド)をとった腕時計で、当時まだレディースウォッチの選択肢があまりなかった時代に、時計をジュエリー感覚で使うという価値観を提供することとなりました。ハッピーダイヤモンドのデザインには他にも特徴があります。クォーツムーブメントを採用し華奢な印象を与えるケースにはリューズがありません。時刻調整は裏蓋にある小さなボタンで行うようになっているのです。ジュエリーとしてのフォルムがリューズによって崩れないようにすることで、ムービングダイヤモンドの躍動感が一層際立っています。

L.U.C

ハッピーダイヤモンドの成功によりジュエリーウォッチメーカーとしての名声を得たショパールでしたが、創業当初の原点であるマニュファクチュール(腕時計の心臓部分であるムーブメントから自社で一貫して製造するメーカー)に回帰すべく、スイス・フルリエに工場を設立。1997年に初の自社製ムーブメント「Cal.L.U.C 1.96」を搭載した「L.U.C 1860」を発表します。創業者ルイ-ユリス・ショパールの頭文字を冠したこの時計はクロノメーター(注1)とジュネーブシール(注2)の両方の認定を取得、完成度の高さが評価されました。ショパールのフラッグシップモデルL.U.Cには「革新性を持った技術と機械としての美しさを両立させる」という時計製造への情熱やこだわりが込められています。

ハッピースポーツ(HAPPY SPORT)

1993年に発表されたハッピースポーツは「よりアクティブに動く女性」向けのレディースウォッチとして開発されました。文字盤を保護する2枚のサファイアクリスタルガラスの間をキラキラ光りながら躍動するダイヤの粒(ムービングダイヤモンド)をハッピーダイヤモンドから受け継ぎつつ、丈夫で扱いやすいステンレススチールをケースとブレスレットにを採用するなどして時計としての実用性を高めました。
韓国ドラマ「愛の不時着」第5話でヒロイン「ユン・セリ」は世界で5本だけというハッピーダイヤモンドの限定販売モデルを北朝鮮の質屋に預けます。2万ドル(約220万円)で購入したものでしたが、その価値が分からなかった質屋の主人からは2万ウォン(約2,400円)しか借りることができませんでした。

限定モデルではありませんがドラマに登場したモデルに似たステンレススチールケース、黒革ベルトの「HAPPY SPORT30mm」は定価775,500円(税込)になります。

アルパインイーグル(ALPINE EAGLE)

2019年にに発表されたショパールのラグジュアリースポーツウォッチがアルパインイーグルです。
その名の通り「アルプスを飛ぶ鷲」からインスピレーションを得て誕生しました。

この時計のために4年の歳月をかけて開発されたステンレススチール「ルーセントスティールA223」は一般的なステンレススチールの1.5倍の耐久性と硬度を有し、プラチナのような輝きと質感を持っています。また肌に対し低刺激なので金属アレルギーの方でも使える可能性があります。

韓国ドラマ「愛の不時着」第8話でヒロイン「ユン・セリ」は北朝鮮の質屋で見つけたアルパインイーグルを、主人公「リ・ジョンヒョク」へのクリスマスプレゼントにしようと、1カラットダイヤモンドの婚約指輪との交換で購入します。この時計がその後のドラマの展開の鍵を握ることになるのです。ドラマに登場したモデルはグレイの文字盤の「ALPINE EAGLE LARGE」で定価1,617,000円(税込)になります。

(注1) スイス公認クロノメーター検定協会、通称COSC(Controle Official Suissedes Chronometres)が規定するムーブメントの精度規格です。ISO(国際標準化機構)が認証する国際規格となります。ムーブメントを垂直・水平などの5つの姿勢かつ3つの温度下に15日間置き、日差(一日でずれる時刻)が査定されます。日差-4秒~+6秒以内(2cm以下のムーブメントは-5秒~+8秒以内)の基準をクリアしたもののみが合格とみなされます。個体ごとに認定が行われるためCOSCでは年間約180万台に及ぶムーブメントを検査しますが、合格するのはわずか3%前後です。クロノメーターに認定されたムーブメントには「歩度証明書」が発行され、そのムーブメントを搭載する時計は文字盤に「クロノメーター」の表記することが許されます。

(注2) ジュネーブシールとは、スイス・ジュネーブ州が制定するムーブメント規格で、1886年ジュネーブの時計製造技術保護を目的に発足しました。全ての部品製造及び組み立て作業がジュネーブ州内で行われた機械式ムーブメントであることなど、製造地のみならず、使用素材や仕上げ,装飾などにも規定が設けられています。かつては精度においてもスイス公認クロノメーター規格を上回る25日間の検査が設けられていましたが、1993年以降は精度についてはスイス公認クロノメーターの検査に合格していれば良いことになりました。部品ごとに加工や装飾技法が定められ、組み立てや調整方法も細密に規定されるなど難関を極めた審査内容で、すべての要件を満たすためには卓越した製造・加工技術と、伝統的なクラフトマンシップが不可欠です。ジュネーブシールはスイス・ジュネーブ製高級時計の伝統を正統に受け継ぐことの証明であるといえます。認定を受けたムーブメントにはジュネーブ市およびジュネーブ州の紋章が刻印されることとなります。

近江屋では76年培ってきた技術でショパールの修理を承っております。分解掃除料金はクォーツ27,000円~、手巻き・自動巻き37,000円~、クロノグラフ52,500円~(部品代別途)です。


時計修理の近江屋では高級時計、アンティーク時計、ヴィンテージ時計の他、掛け時計など腕時計を中心に幅広く時計修理を承っております。

高級時計の王道である「ロレックス」や「ロレックスのアンティーク時計」も数多く修理してきた実績も抱えております。
その他、カルティエ、オメガ、タグホイヤー、エルメス、IWC、ヴァシュロン・コンスタンタン、ジャガールクルト、ダンヒル、パネライ、ピアジェ、ボーム&メルシェ、ロジェ・デュブイ、ウブロ、ゼニス、グラスヒュッテ、ジャケ・ドロー、ティソ、ハミルトン、ブランパン、ブレゲ、ラドー、ロンジン、ショパール、ハリーウィンストンなど、長年培ってきた技術で、どんな古い時計でも、どんなブランドでも修理を承ります。

部品がない、部品が生産されていないなど、アンティークやヴィンテージなどの古い時計の修理もお任せ下さい。

名古屋市昭和区にある時計修理サロンの他、百貨店事業部として百貨店様の時計修理コーナーでも高級ブランドの時計修理も承っております。
名古屋で信頼できる時計修理のお店をお探しの方は、ぜひ近江屋までお気軽にご相談ください。

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